[投資初心者]「投資信託とETFの違い」どちらがお得か?

このブログでは学んだ事や過去の実績を基に

有益な情報を無償で共有し学びの場として公開しています

~時のブログ~「自己紹介」「このブログで得ることができる事」

投資信託とETFの違いについて解説していきます

似て異なるこの二つを理解し、投資方法を考えていきましょう

投資信託って何?

投資信託とは、投資家の皆さんからお金を集めて(投資してもらって)資産運用のプロが皆さんに代わって株や債券を運用してくれる仕組みの事を言います

ファンドと呼ばれたりします

初心者は投資信託から始めるのがお勧め

投資は老後の資産形成の為に行うので、長期積立をする事が前提です

投資信託は購入時に積立設定が出来るので、翌月から自動で積立をしてくれます

プロの投資家が運用してくれるのですが、株価は上がる時もあれば下がる時だってあります

プロの投資家と言っても、未来を予知する事は出来ませんので完璧に予想する事は不可能です

予知能力があれば大金持ちですけどね

投資信託は個別株購入と違って色んな企業で構成されているので分散投資になっています

分散投資の本質から言えば、少し語弊があるのですが、なぜなら分散投資とは、世界各国別や業種別などに振り分けて投資する事を言うからです

とは言え、個別株を一つ保有するよりも分散されています

投資信託のメリットは?

日本国内の個別株を購入する際には100株単位での購入条件があります

1株1万円の株であれば100万円からでないと購入できない事になります

投資信託はこうした個別株の集合体であるにも関わらず、少額から購入出来ます

ちなみに楽天証券ですと100円から購入する事が出来ます

また、先ほども書きましたが、分散投資されているのでリスクを下げる事になります

尚、プロが代わりに運用してくれるので、基本的に手間が掛からず、放置できます

法律上も資産が保全されている事も大きいですよね

何と言っても積立設定できるのは毎月の面倒が無く助かります

ETF(上場投資信託)って何?

Exchange Traded Fund の略です

ETFと覚えておけばOKです

上場投資信託の事を指します

ETFも投資信託と同様にファンドと呼ばれます

投資信託との大きな違いは

投資信託は上場していません

ETFは上場しています

これが大きな違いです

と言う事は、ETFは証券市場で自由に売買が出来ると言う事です

積立投資については、基本的に毎月自分で手作業(新規購入を繰り返す)事になります

投資信託とETFの違いを深掘りしよう

売買方法は?

<投資信託>

証券会社以外にも銀行や郵便局などの販売店やNETでも購入できます

<ETF>

証券会社に口座を持っていれば、自由に売買できます

価格決定は?

<投資信託>

投資信託は1日1回、値動きや利息と配当を加え、手数料を差し引いた基準価格として翌日に打ち出されます

当日じゃないんですよ

<ETF>

ETFは個別株と同様に、価格変動がリアルタイムで確認できます

ここも大きな違いですよね

購入方法は?

<投資信託>

販売会社へ申し込みをします

口数か価格で購入数を決定します

投資信託は株数ではなく口数と言う数え方になります

基準価格が翌日決定するので、口数購入だと最終金額が解らず、金額購入だと口数が未定のまま手続きとなります

売買が完了するのが申し込み日から3営業日ぐらいかかります

<ETF>

証券会社に申し込みます

株数を決定してから、指値か成行で購入する事になります

成行は金額を指定せずに、売買が出来る様になったら確定しても良いですと言う売買の仕方です

指値(さしね)の場合、売買する価格を指定して、その価格になって始めて売買をするやり方です

価格変動によっては売買できないパターンもあると言う事です

基本的に売買は、市場が空いていればいつでも自由に売買できます

売買は株と同様にリアルタイムです

費用の違いは?

<投資信託>

購入時には手数料が発生します

銀行などの販売店を使うと、更に手数料を上乗せされる事になりますので、証券会社から直接購入する様にしましょう

銀行等の販売店は手数料で利益をあげているので、経費率の高いファンドを薦めてきます

考えてみれば当然ですよね

最近では購入手数料無料のものが沢山出ていますので、そちらを購入する様にして、無駄な経費を支払わない様にしましょう

<ETF>

証券会社ごとの売買手数料が掛かります

とは言え投資信託よりも安く抑える事が出来ます

保有中の費用は?

投資信託もETFも同様に管理費用、信託報酬が掛かります

自分の代わりに運用してもらう手数料の事です

これについてもETFの方が断然安く済みます

投資信託を購入する際には、管理費用が何%なのかを確認し出来るだけ安い物を選びましょう

長期投資をするならば、こうした購入費用や管理費用を蔑ろには出来ません

年間5%かかるのと2%程度では大きく利益に影響してきます

手数料を気にしない人は、投資で儲ける事は出来ません

そのぐらい大きく影響します

分配金の再投資について

複利効果の恩恵を受けるのであれば長期積立&再投資は必至です

<投資信託>

投資信託は購入時に再投資の設定が出来ますので、自動で再投資してくれますので楽です

<ETF>

ETFは現金でしか受け取れない為、分配金を再投資する際は、振り込まれた分配金額を新規で購入する必要があります

ですので、初心者には投資信託をお薦めしていると言う事です

まとめ

投資信託とは?

プロの投資家が皆さんの資金を代わりに運用してくれる仕組みの事

積立設定も自動化できます

個別株を購入するより分散されているのでリスクは低いです

個別株と違い少額から購入できるので、始めやすさもあります

ETF(上場投資信託)とは?

投資信託が上場したものです

株式同様、証券市場で自由に売買する事が出来ます

但し積立投資に関しては、自分で毎月手作業で購入する事になります

違いを深掘りすると

・売買方法

投資信託は証券会社以外でも銀行や郵便局などでも扱っています

ETFは証券会社に口座があれば、いつでも自由に売買できます

・価格決定

投資信託は1日1回基準価格として翌日に打ち出されます

ETFは個別株と同様で、株価変動をリアルタイムで見る事が出来ます

・購入方法

投資信託は口数か価格で売買します

売買が確定するまで3営業日程掛かります

ETFは株数を決定し、指値か成行で売買します

市場が空いている時は、即時決済されます

・費用の違い

投資信託は売買時の手数料が発生します

最近では購入手数料を無料が主流です

良く確認して無駄な経費を支払わない様に注意しましょう

ETFは証券会社ごとの売買手数料が発生します

投資信託の手数料に比べて安いです

保有時には投資信託もETFも信託報酬が発生します

要するに代理運用管理費と言う事です

こうした費用も安い物を選びましょう

・分配金の再投資について

投資信託は購入時に設定する事が出来、自動で再投資する事が可能です

ETFは自分で毎月購入しなくてはいけないので、初心者にはハードルが高い事から、投資信託から始める事をお薦めしている訳です

最終的には

最終的にはETFを長期積立投資する事が目標です

経費率が安い事と、上場しているので安心感が違うと言う事です

毎月、何日に幾らどの銘柄に積み立てる

これを自分で決めて、コツコツと積み上げていくのです

投資は規律性と計画性が大切です

ギャンブルの様に高リスク高リターンを狙うのではなく、富裕層になる為に再現性の高い長期積立と言う方法を規律を守って継続する事なのです

・まだ投資を始めていない人は

少額から始めてみましょう

投資は老後の資産確保の為にやるものです

お金と言う道具にお金を増やして貰う方法として投資があります

貯金しているだけでは、資産価値が減っていく一方です

高額の手数料を搾取するぼったくりのファンドを掴まない様に、銀行などを頼るのではなく、証券会社へ直接口座を開設して始めましょう!

勇気を出して一歩踏み出して、複利の力を体感しましょう♪

今回は以上です

何を始めるにせよ、学びは必要です

しっかりと学んでいきましょう!

お薦めの本はこちら↓


それではまた!

[資産運用]「株式投資の基本」私の投資状況をお見せします
[投資初心者]やりがちな失敗パターン7選

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA