[お金の勉強]住居問題でよく聞く、賃貸と持ち家論争「自分はどっちに住めば良い?」

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住む家は賃貸が良いのか?持ち家が良いのか?と言う論争は何時まで経っても聞こえてきますよね

何故こういった論争が続くのか?

初めに答えを言うと、人によって違ってくるので答えが出ないからなのです

今回はそこらへんの事情と、金銭的な情報を基に解説していきますので今後の参考にして下さい

それでは今回もしっかりと学んで行きましょう!

賃貸住居

賃貸のメリット

一つ目は、初期費用が断然安く済むという事です

仲介料や敷金が掛かりますが、物件購入費用に比べたら大した事ありません

という事はリスクも低いと言えますね

二つ目は、住み替えが気軽に出来る事です

同じ部屋に住むのに飽きたら、他に引っ越す事も容易です

持ち家と違い、自由度が違いますね

三つめは、収入に合わせて住居費(家賃)を調整出来る事です

気軽に引っ越しできる事によって、収入が減少したのならもっと安い家賃の物件に引っ越せばよいですし、逆に収入が増加して資金に余裕が出来たのなら、もっと好条件の場所に引っ越す事が出来ます

固定費を調整する事は、お金持ちになる第一歩ですしね

四つ目は、メンテナンス費用が掛からない事です

老朽化による修繕は、基本的に大家さんが負担しますので借主に費用が掛かりません

もちろん故意に破損させてしまった場合は個人負担ですけどね

しかし、修繕が掛からないからと言って無防備ではいけません

私の場合、賃貸だとしても家財保険には加入していましたよ

ざっと賃貸のメリットを紹介しましたが、「気軽さ」があるところが良いですね

持ち家でローンを組んでいる場合だと、収入が減ってしまっても支払いを少なくする事が出来ません

こうした自由度が持ち家より賃貸が勝っているところでしょう

賃貸のデメリット

さてお次は賃貸のデメリットです

一つ目は、やはりいつまで家賃を払い続けても、自分の資産にはならない事でしょう

持ち家購入時にセールスマンが、「賃貸はいつまで経っても自分のものになりませんので」とか、「家賃同額の支払いで持ち家が持てます」といった落とし文句を使うという事は、それだけ多くの人がこの事実を気にしているという事です

確かに「今まで払った家賃は一体幾らになるんだ?」なんて思う事ありますよね

二つ目は、老後は賃貸契約の更新を断られる可能性がある事です

大家さんとしては、一人暮らしのご老人を住まわせる事は大きなリスクを伴います

孤独死などされたら次の借り手がつかなくなるし、痴呆症になって家賃を滞納されたら困ってしまいますよね

こうした要因を回避する為に、老後に更新できなくなる可能性が高いのです

三つめは、物件の選択肢が持ち家より少ない事です

賃貸アパートや賃貸マンションなどはパターン化され、多くの家賃支払いが出来るのであればまだ選択肢もありますが、一般的にはワンパターンですしファミリー向けが充実していません

土地や環境の違いに重点を置くしかありませんが、良い条件の物件は家賃が高くなるのは言わずと知れた事です

四つ目は、基本的に設備のグレードが低い事です

解りやすい所で言うと、洋風便座ですが、アパマン用の一回り小さなものがついているとか、設備器具関係も安いものを使っています

私は建設業なので知っているのですが、基本的にアパートやマンションは工事費が安いので、なるべく安く収めようとしている事から、設備機器類は高価なものを採用しません

五つ目は、決定的な事ですが、勝手にリフォームできない事です

オフィスビルなどの賃貸は、構造体以外のリフォームが出来ますが、解約時には現状復旧しなくてはいけませんし、賃貸用住居に関しては基本的に不可としているところが殆どです

好き勝手に間取りを変える事が出来ないのは定めですね

賃貸物件のデメリットは以上となりますが、お気軽な分、安心感や安定度に関しては劣る事になりますね

また、老後問題については、高齢社会化によって高齢者も借りやすくなる方向へ動き始めそうですではありますが、もちろん今現在では根拠がありませんし、借り手ではなくオーナー目線で考えれば難しい問題ですよね

さてお次は持ち家のメリット・デメリットについて見ていきましょう!

持ち家

持ち家のメリット

先ず一つ目は、内装や設備などが賃貸よりグレードが高い事です

注文物件はもちろんの事、建売物件でも賃貸よりも設備が充実しています

みすぼらしい設備の家なんて誰も買いたくなりませんからね

二つ目は、ファミリー層向けの物件が豊富な事です

これも注文住宅ならもちろんの事ですが、基本的に部屋数が多いのが一般的です

また、収納スペースも賃貸に比べて大きいのが特徴になります

三つめは、リフォームが自由に出来る事です

当然、自分の持ち家ですので間取りの変更や増減築は建設基準法の範囲内であれば自由に出来ます

子供が出来た時に大部屋を区切って子供部屋を作ったりたりなど、家族環境に合わせて改築していく事が出来ます

四つ目は、自分の資産として残せる事です

賃貸のデメリットでも解説しましたが、ここが大きな違いですね

建屋は減価償却されていきますが、土地は基本的に売買しない限りは価値が増減しません

当然、後から近隣に駅などが出来れば、土地の評価額が上がりますので良い投資になります

資産となりますので、後世に残す事が出来ます

五つ目は、住宅ローンを組んだ場合に返済途中に自分が死亡してしまっても、ローンを組む時点で銀行に団体信用生命保険に加入させられますので、その時点で保険で返済が代用され支払い義務が無くなります

ですので、住宅ローンが残ってしまう事もありません

ほとんどの銀行が対応して加入する事になっています

なお、退職までにローンを返済し終われば、老後の住居費が掛からないのもメリットです

という事で、賃貸は自分自身の自由度が高く、持ち家では物件の自由度が高い事になりますね

安定や安心を手にすると言った意味合いでは、持ち家の方が満足度が上がります

では次に持ち家のデメリットを見ていきましょう!

持ち家のデメリット

一つ目は、簡単に住み替えが出来なくなる事です

投資物件として購入したのであれば別ですが、自分の住居として購入している訳ですから、潤沢な資産を持ち、他にも住居を所有している方以外は引っ越しが容易ではなくなります

また、安堵の場所としての住まいと考えると、実は無駄な物が増えてミニマム生活の真逆になりがちです

二つ目は、家のメンテナンスにお金がかかる事です

賃貸とは違って壊れたり老朽化したものは全て自分で修繕しなくてはいけません

よく聞く外壁塗装であったり、屋根の塗装替えなど外部のものは老朽化しやすい部位です

また、排水管のつまりや設備機器の買い替えも自己負担になります

三つめは、固定資産税が掛かる事です

退職前に住宅ローンを返し終えたとしても、資産を保有している限り固定資産税を支払わなくてはいけません

もちろん敷地面積や建屋の大きさによって金額は変わります

マンションを購入した場合ですと、賃貸でも同様に管理費や駐車場代、修繕積立金を継続して支払う事になります

四つ目は、一般的にローンを組まなくてはいけない事です

ローンを組むと言う事は、金利に左右され続けますし、払い終えるまでは事実上持ち家が銀行所有になります

払い終えて初めて自分のものになるのです

抵当に入れてお金を借りるという事はそう言う事です

如何でしたでしょうか?ここまで賃貸と持ち家のメリットとデメリットを上げてきましたが、「なんだかどちらも大変だなぁ~」と思ったのではないでしょうか?

次は賃貸と持ち家の比較について説明していきます!

賃貸vs持ち家

金銭的差額

よく聞くのが1300万円の差と言う話です

これは何かと言うと、結婚や出産で生活環境が変わる事を想定した、賃貸と持ち家の費用差額を言っています

算出方法は様々なコンテンツで出ていますので、ここでは割愛しますので、詳しく知りたい方は検索してみてください

賃貸よりも持ち家の方が1300万円安く済むと言う算出結果です

賃貸と持ち家ではなくマンションの場合はもっと差額が狭くなります

管理費用や駐車場、積立金の支払いが発生するからです

もちろん、借りる物件や買う物件によってはケースバイケースとなりますのでご了承ください

住宅ローン減税

住宅ローンを組むとある一定の条件を満たせば減税してもらう事が出来ます

賃貸では受ける事の出来ない制度です

一定の条件と言うのは

  • 民間の金融機関や住宅金融支援機構から借り入れた住宅ローンであること
  • 勤務先から借り入れた住宅ローンの場合は、金利が0.2%以上であること
  • 親族や知人からの借り入れは対象外
  • 返済期間が10年以上

と、簡単に言うとこんな感じですので、殆どの方が対象者になります

この様に長期期間、住居費を節税で抑える事が可能になるのは持ち家の特権ですね

まとめ

ここまでの情報によって様々な考えが頭をよぎったと思います

それでは簡単に、どういった人が賃貸に向くのか?または持ち家に向くのかを見ていきましょう!

賃貸向きの人

一つ目は、もうこれは引っ越しが好きな人や転勤族はバッチリでしょう!

固定資産を保有したら逆に大変な事になります

二つ目は、基本的に家に帰らない人ですね

こういう方は自宅を持つ事自体向いていません

ホテル暮らしの方が自由気ままに生活できるでしょう

三つめは、フリーランスやテレワークがメインの方です

収入が安定していない上に、基本的に家を必要としていない人ですね

四つ目は、住宅ローンが組めない人やローンのストレスが嫌な人です

このような方は現金一括買いなら良いのでしょうけど、一般的にはそう言う事が出来る人は少ないですね

まぁ、こんなところでしょうか?

では持ち家に向いている人とは?

持ち家向きの人

一つ目は、一括買いが出来るまたは、定年退職までにローンを終わらせられる見込みがある人です

やはり安定した収入も必要ですし、今後収入が上がる事が予測できる方は有利ですね

二つ目は、広いスペースで暮らしたい人です

息子や娘夫婦と同居したい人など、同居したいと思っている方にはお勧めです

賃貸物件で探すとなると、かなりの高額家賃になってしまいますからね

三つめは、老後の安定を欲している方です

庭の世話など身体を動かす趣味も自分の土地で楽しめますし、それだけでも良いのではないでしょうか?

四つ目は、不動産を資産として残したい人です

後世の未来の為に少しでも資産を残してやりたいと言う気持ちは誰しもあると思います

余裕があるのであれば、不動産として残すのも良いかも知れませんね

最後に

この様に、必要であるか否かによって、賃貸を選択するか持ち家を選択するかが変わります

ですので冒頭で言いました通り、人それぞれの環境や価値観で良し悪しが変わるという事です

私の事をお話しすると、私は持ち家です

当初はアパートの賃貸でしたが所事情で会社を移転する事になり、中古物件を購入し会社件自宅のスタイルで何とかその状況をしのぎました

古い建物でしたので、家族には申し訳ない気持ちでした

いずれ建て替えを検討してはいましたが、その前に東日本大震災の津波被害により打撃を受けました

初めに会社を津波の来ない場所へ移転し、元の建物を売却し賃貸住まい考えましたが、妻へのお返しと言うか懺悔の気持ちで建て替えを行い、新築に住まわせたいと言う気持ちで現在に至ります

親父が転がり込んできたのはイレギュラーでしたけどね

そして7年目となりますが、自宅建て替えに約5000万強の費用を一括買いしたかったのですが、会社経営をしていると銀行とのお付き合いもあり、2000万だけ住宅ローンを組みました

震災の特需で金利が安かったですけどね

ちなみに10年固定金利で20年ローンです

あと数年で金利変更手続きの時期が来ますが、そのタイミングで全額返済してローン返済を無くしてしまいます

実際、住宅ローンを組まずに購入するのがベストです

一般的には難しいかも知れませんが、フラット35なんて、35年拘束されるのと一緒ですからね

少し話がズレますが、マイホームブームやマイカーブーム、そしてフラット35と言うのは、仕組まれた景気対策で、メディアを使って景気を上昇させる為の政策でしかありません

これはかなり古い政策(昭和か!?)のやり方なのですが、手っ取り早く経済をまわす手段として、建設業にお金が回るようにすると単純に車買ったり呑み歩くので、呑み屋が儲かり始めて恩恵を受けた勤務するおねーさん達がブランド物を買ったり旅行しまくったりする様になり、それに誘われる様に金持ちが動き始めてお金をばらまく・・・簡単に言うとこんな感じのストーリーで、昔から公共事業に金をつぎ込むのは景気対策になるからなのです

話を戻しまして、ホリエモンこと堀江さんがホテル暮らしをしている理由は、住居を固定してしまうとヤバい奴らが来たりするからだそうで、人それぞれ環境に合った住居の選び方が必要だという事になります

富豪は豪邸に住むよりもホテル暮らしの方が安く済むかもしれませんし、自由度が全く違いますからね

理に適っていれば良いのです

理に適っていないのであれば問題ですけどねw

人それぞれの価値観と環境の違いは、全てにおいて満足度や幸福度が違う訳ですから当然です


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