このブログでは学んだ事や過去の実績を基に有益な情報を無償で共有し、学びの場として 発信しています
皆さんの「成功のきっかけ」となれば幸いです
~時のブログ~「自己紹介」「このブログで得ることができる事」
目次
入院生活

初シャワー
5月29日に入院をし、6月6日にしてやっとシャワーを浴びる事ができた
ずっと貼り続けている心電図モニターを外すだけでも気持ち良いのに、シャワーまで浴びれるとなればそれは気持ち良いに決まっている
そして6月5日から毎朝サロンルームへ行き、体重を測り記録する様に手帳を渡された
入院当初81kgだった体重も、5日が75.8kg、6日は75.3kg、そして7日の今日は74.5kgとどんどん痩せている
血圧も薬で調整しながら管理されており、若干低い傾向だがそれもきっと調整されるだろう
検査のない日々
実際のところ、検査のない日は暇で仕方がない
6日連続で検査がない日々が続いている
こうした日々は時間を持て余し、ホームシック?正直なところペットロスになってくる

もちろんリハビリはあるのだが、ほんの1時間弱程度で終わる
最近はフィットネスバイクを漕いでいるのだが、適度な負荷が心地よい
トレーナーが無理なく管理してくれている
とは言え大切な検査が12日月曜日に控えている
今後の明暗を分ける大切な検査だ
薬剤負荷心筋血流シンチグラフィ検査というものだ
心臓の血管を見る検査だが、血液に色をつけて血管の状態を確認するものだ
主となる3系統の血管と毛細血管までを見る事ができ、詰まりなどを発見できる検査だが、ここで詰まりを発見した場合はカテーテルでの手術を要する事になる、非常に結果次第で大きく今後が変わってくる検査なのだ
要するにこの検査で何もなければ退院も早まるだろうし、何か不具合が見つかれば退院の目処が立たなくなるという事に成る
面会謝絶
面会者はラウンジまで来る事ができるし、入院患者もラウンジへ行く事ができるにも関わらず面会謝絶だ
循環器内科だけかと思いきや、館内全ての科で面会が出来ないとの事
当初は私の様に点滴で水分を出す薬を投与する事によって短期間で激痩せするので、家族が逆に心配するからなのか?などと考えたのだが、全館面会謝絶ではただ単に病院の方針という事だなと理解する
新型コロナウイルスも既に5類扱いとなり、そこまで?とは思うのだが、院内感染に対しての配慮で致し方ないという事なのだろう
「カミさんの顔ぐらい見せてくれよ」と言うのが本音だけど、不特定多数の出入りする施設では我慢だな
梅雨入り前の絶好の天気にも関わらず、こうして入院生活をしていると、健康の有り難みがひしひしと伝わってくるのでした
コミュニケーション
入院中は看護師達(薬科大女子48)の笑顔と優しさに癒されているし、掃除の人や補助をしてくれる人達(彼女達の正式名称は判らない)との会話は欠かせない
看護師とはまた違って、気さくな彼女達は家庭的な会話が楽しめる
薬科大女子48は娘達と言った印象に対して、彼女達は従姉妹と言ったところだろうか?
いずれ専門知識ではないとしても、今までの経験を生かし、親身な会話をしてくれるのは嬉しいものだ
医師は数名のグループで活動している
治療方針を決めるのもグループで意見を出し合い決めているのだろう
グループ化する事で先輩医師の判断基準を学ぶ事も出来るだろうし、若手育成には貢献出来ているシステムだと思う
こうしたグループ内のコミュニケーションが未来を築き上げる
頑張れ!将来を担う医師の卵達よ!
しかし勘違いするなよ!最新医療技術を使える様になったとしても、自分が凄いのでは決してないのだ
自分がどれだけのスキルを身につけたとしても、このスキルを見つけ出した先駆者には絶対敵わないのだから!
勘違いすることなく、常に一歩引いて物事を見る事が大切だ
連携プレー

総合病院ならではの話
現在入院している科は循環器内科なのだが、元々通院していた消化器内科での内視鏡検査及び超音波検査が15日に予約してあったのを伝えたら9日に前倒しで検査してくれるとの事
入院期間中に実施してくれるとは、ナイスな心遣いだ
逆にこの入院生活が早くに終わると医師が予測していると言えるのではないか?とポジティブに考えてしまうのは致し方ない
という事で明日9日は食べ盛りの子供の様に食欲旺盛な私は朝食抜きとなる
12日の検査の日は朝と昼も食事抜きになるかもしれないので、それよりはマシと言う事かな
いずれ総合病院ならではの連携プレーに救われる事になった
現段階では薬によって健康体を保ち、心臓への負担を減らして12日の検査に挑む為の養生期間となっている
体力が落ち、筋力が落ち、それでも時間はあるのだが・・・しかしトレーニングは最小限でしか出来ない、と言った状況でのジレンマは否めないが、心臓負担軽減最優先なため我慢の時期となっている
外来での通院にしてみても精神科から消化器内科を院内紹介して貰ったりと、身軽さと気軽さに長けているのが総合病院の特権と言えよう
歳を重ねれば重ねるほどに総合病院の存在に頼る事になるのだ
いわゆる老後は田舎暮らしよりも、どんどん都会に近付くべきで総合病院の近くに住む事がベストと言えよう
「Dr,コトー」には申し訳ないがこれが現実だ
6月12日検査日

負荷心筋シンチ
投薬
取り敢えず投薬での胸を押し込む様な違和感、血圧が50台までさがり絶不調となる
血圧がなかなか上がらず、車椅子で戻る事が出来ずストラクチャーで病室まで戻った
撮影1回目
撮影中は事前に体験をさせて貰った事もあり、眠ってしまうほど順調に終了
問題はその後、2回目用の投薬を終え点滴の針を抜く際に、何故かじっと見てしまった
見たら駄目なのに・・・
敢えなく気を失い掛けてまたまた迷惑をかけてしまった
とは言えすぐに復活し、車椅子で帰還。。。
撮影2回目
慣れたもんさと30分耐え抜き終了
前回同様、終始寝てたのだけど、両腕を上げて万歳の様な格好なので、手が痺れてしまったw
両手の感覚が無い・・・
検査フルコース
負荷心筋シンチの他にも、血液検査・レントゲン・心電図・心臓超音波と空いた隙間時間を狙って検査をこなして行きました
心臓超音波検査が混んでいて、15時半過ぎになってしまいましたが全て無事に終了できました
という事でまるまる1日の検査、お疲れ様でした
検査場所まで送り迎えしてくれた看護師さんと看護助手の皆様、有難う御座いました
夕方の回診
取り敢えず、大動脈の不具合等は無かったようで一安心でした
カテーテルでの治療をするとかは今後検討するとの事
えっ!?どういう事???
カテーテルで風船膨らましたりしなきゃ行けない部位があったという事なの?
イマイチそこらへんが曖昧な説明でした。。。(先生、ハッキリしようよ!)
いずれ早々に退院できるかどうかは謎のままでした・・・

6月13日検査翌日

朝の回診
先日の検査結果を全て見た結果、再検査等は無いとの事で退院を考えていくと言う素敵な回答を得た
リハビリに関してはプロの先生についてもらって、今後も通ってもらう方向となるが、日々のお薬に関しては近所の病院で構わないとの事なので、普段通いしている内科で調整してくれるそうだ
さて「退院」と言う言葉を先生の口から聞けた事が嬉しい
早速妻へ連絡を取って報告したら、当然だが喜んでくれた
退院したからと言っていつもの生活とはいかないが、少なくとも家に帰れるし天ちゃんにあえる(笑)
入院生活をしていれば健康体を維持できるし長生きできるだろう
金を使い、他人の手をかけながら長生きするシステムになっている
これでは老後の介護と変わりない生活だ
私は元気に自立しなくては行けない事を悟っている
要するにうちの親父とは違うと言いたいだけだけどね
いざ退院
9時過ぎにシャワーを浴び、心電図モニターをつけてもらおうとした時に看護師さんから「今日先生から退院って言われましたよね? 何時にしますか? 今日でも良いのですけど?」と、サラッと言われた
えっ!?だったら今日!と言う事で、妻に迎えに来れるか連絡したらOKだったので、午後一(14:00)に栄養士の説明を受けてから退院することに!
この急展開に動揺してはいるものの、帰れるってだけで最高な気分!
昼飯を食べる段取りだけ残して撤収準備完了!
これでいつでも帰れる
13半から医師の説明を受け14時過ぎに栄養士と話をして、会計を待って出る事になった
今回の入院費用は個室費込みで約435,000円((個室85,000*16日)+(TV/Wi-Fi使用料300*16日)+治療費)で、高額医療控除は高所得なので一番負担の多いラインで計算され最終的に自己負担がこの位と言う事
退院したからと言ってまだま心臓は弱ったままなので、労わりつつ無理をせずに禁酒禁煙&食事療法&リハビリの3本立てで、良くはならないので現状維持に努める感じになるのです
実に「生きてるだけで丸儲け」とは良く言ったものだ!
