[株式投資の基本]機会損失から見える「お金と投資についての考え方」


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~時のブログ~

以前から投資をする重要性について、説明をしてきました

大まかに復習しますと、皆さんは自分のお金を銀行へ預けている訳ですが、普通預金で金利0.001%、定期預金で0.002%で銀行へお金を貸している事になります

友人に100万円を貸して、1年後に100万10円返してもらっているのと同じ事ですので、実際に100万円を年間10円の利息で貸したりしますか?という事になります

しかしそれを当たり前にやっているのが現状です

逆に銀行からお金を借りる場合は、3%以上の金利を取られていますよね

普通なら、こんな分の悪い友人と付き合わないですよね

という事です

全国対象のインデックスファンドに投資をしていれば、過去の実績で言うと平均8~12%の成長率ですので、こちらの方が断然お得と言う事になるのです

今回は「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」より抜粋して皆さんが大好きなお金の話を共有していきます

それでは学んでいきましょう!

お金についての考え方

使う為だけのものではない

1万円札の新札をテーブルの上において、それがどんな意味を持っているのかを考えてみましょう

①今すぐ何が買えるかを考えるかもしれません

素敵なレストランで食事が出来るかもしれませんし、かっこいいスニーカーが買えますし、車にガソリンを満タンにしてドライブに行く事も出来ます

②このお金で投資できると考えるかもしれません

過去の株式市場の利回りは8~12%ですので、投資をして利回りの8~12%を使い、1万円は手元に残しておく事が出来ます

③しかし、インフレや市場の下落が気になるかもしれません

そこで利回りの4%しか使わず、余ったお金をまた投資に回します

そうすれば元本の1万円は増えて行き、インフレに対応できるかもしれません

④1万円を投資して、利益を全て再投資し続けようと考えるかもしれません

何年も過ぎて、魔法の様に複利の効果が出てから、お金を使う事を考えます

他の考えもあるかとは思いますが、こうしてみると、考え方によって、あなたは貧しいままだったり、中流クラスになったり、更にお金持ちになる場合がある事が解ります

マイクタイソン

マイクタイソンは史上最も恐れられたボクサーの1人です

彼ほどボクシングに習熟した人は居ませんが、経済については別の話です

彼は3億ドル(約328億2千万)稼いだ後、結局、破産したのは有名な話です

毎月40万ドル(約4376万円)かかると言われたライフスタイルは続きませんでした

突然大金を手にしたけれど、その意味や価値に気付かない人には良くある事ですが、財産をがっぽり持っていこうとする人食いザメが周りに集まっていたのだと思います

根本的な問題は、彼がお金を「モノを買う道具」としてしか考えていなかった事です

スポーツ選手や芸能人、弁護士、医師、企業経営者など、多額のお金が入って来るのに、直ぐ他人のポケットに持っていかれる人はそこらじゅうに居ます

お金の考え方

あなたのお金で何が買えるのかを考えてみてください

次に、何を生み出せるのかを考えてみるのです

この様に考え始めると、お金は使うと無くなるだけでなく、そのお金が生み出すはずだったものが失われる事も理解できるようになります

絶対にお金を使ってはいけないと言うのではありません

使う時に、それがどういう意味かをきちんと理解するという事です

300万円の車を買う場合を考えてみましょう

車を買えば、300万円が消える事は誰でも理解できますよね

でも、ほとんどの人は、リースやローンで買う事の意味を理解していません

彼らがやっている事は、「この車を買うのに300万円も払いたくないよ!もっとたくさん払いたいんだ!」と言っているようなものなのです

機会損失を考えよう

例えば、300万円で車を買った時、その車の費用は300万円よりはるかに大きいという事です

あなたの為に働いてくれるはずだったお金が無くなった事で、機会損失が生まれています

投資をせずに何かを買った時は、機会損失が生まれるのです

では、株式市場全体を対象とするインデックスファンドETFのVTへ300万円を投資したとしましょう

利回りは8から12%ですので、控えめに8%の利回りりえきがで運用すると、年間24万円の利息が得られます

つまり300万円で車を買ってしまうと、1年で24万円を失っている事になるのです

これは1年間だけの話ですが、この機会損失は毎年上乗せされていきますので、10年で240万円となり、最初の300万円と合わせると、540万円になります

ここでお気づきの方もいると思うのですが、毎年加算される24万円にも8%の利回りがつきますので、二次的な利息も増え、実際には更に利益が増えています

これが「複利の魔術」と言われるのです

利息が更に利息を生む公式です

投資について考えよう

ウォーレン・バフェットの有名な言葉があります

ルール1、決してお金を失わない事

ルール2、決してルール1を忘れない事

多くの人は、彼の言葉を額面通りに受け取り、バフェットは市場を自由自在に出入りできる魔法を持っていて、絶対に下げ相場を経験しないでいられると思っています

しかし、それは正しくありません

実際に彼は以上に出入りする事の愚かさをこう話しています

「ダウ平均が19世紀末に66ドルで始まり、100年後に1万1400ドルになっているのに、損をするなんて、どうやればできるのでしょうか?ところが、多くの人は損をしています

それは、上手くやろうとして、市場から出たり入ったりを繰り返したからです」

株価が下落すると慌てて売りに出し、株価が上がり始めると買い足すようなやり方ではなく、未来は誰にもわからないのですから、自分が信用している株に規律を守って長期投資、長期積み立てをする方が良いという事ですね

株価を気にしすぎて一喜一憂しない事は、私も投資をしていて気が付いた大切なマインドです

まとめ

この本を読みながら、自分にもこんな情報くれる親が居たら良かったのになと正直なところ、本気で思いました

無いものねだりをしても仕方が無いのですが、現実を考えた時に、自分には様々な本を通じて、先人の知恵をお借りするしかない事も理解しています

とは言え、早い時期にメンターと出会えた人には敵わないのも事実ですので、皆さんが自分の子供のメンターになれる様に、学ぶ事は必要だと思います

[失敗しない子育て]生き抜く力を育むコツ「親より優秀な子供の育て方」

それでは今回の内容をおさらいします

お金についての考え方

考え方によって、あなたは貧しいままだったり、中流クラスになったり、更にお金持ちになる場合がある事が解ると言う事

お金を生かすも殺すもあなた次第と言ったところですね

絶対にお金を使ってはいけないと言うのではなく、使う時に、それがどういう意味かをきちんと理解するという事です

機会損失を考えよう

あなたの為に働いてくれるはずだったお金が無くなった事で、機会損失が生まれています

投資をせずに何かを買った時は、機会損失が生まれるのです

投資する事で「複利の魔術」を有効活用して、利息が利息を生む仕組み作りをしましょう

投資について考えよう

株価が下落すると慌てて売りに出し、株価が上がり始めると買い足すようなやり方ではなく、未来は誰にもわからないのですから、自分が信用している株に規律を守って長期投資、長期積み立てをする方が良いという事

株価を気にしすぎて一喜一憂しない事は、私も投資をしていて気が付いた大切なマインドです!

最後に

まとめの冒頭でも書きましたが、皆さんは自分の子供のメンターになってあげてください

我々世代はお金に関しての学びもなく、それが当たり前に育った親としか接触する事が出来ませんでした

しかし、今はインターネットが整備され、多様化する情報化時代となりました

現代の貧富の差は情報の差とも言われるぐらい、情報や知識を当たり前に得る事が出来、更に良質な情報を子供たちへ承継できる時代になったのです

自分の子供や家族が貧乏なのは、間違いなく全てあなたの責任です

自分の子供たちが将来、お金に困らない生活が出来る様になれるのも、全て親であるあなたの責任なのです

もしもお金に追われる生活をして、自分の子供から「なんでうちの家族は貧乏なの?」と質問を受けたら、「それはパパやママが、努力を選ばず楽を選んだからだよ」と説明しなくてはいけません

これが現実です!

耳が痛いかもしれませんが、全て自分に責任があるのです

努力する事に責任がありますが、努力しない事にも責任は付きまといます

このブログと出会った皆さんには、少しでも裕福になって頂きたいと思って、頑張って記事を書いて情報共有しています

皆さんだけに頑張ってとは言っていません

私も鬱を引きずりながらも頑張っていますので、体調が悪いと記事の投稿が空きますが、体調が良ければ連投もしていきますので、共に頑張って行ければと思っています

それでは、また!


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