経済は感情で動く「行動経済学」これを知らねば無意識で損をする!

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~時のブログ~

行動経済学

行動経済学とは、経済活動にかかわる人間の不思議な行動を考える経済学です

自分のいつもの行動と照らし合わせて考えて頂けると解り易いと思います

行動経済学を知る事で、何か商品を売ったり、他人の行動を先読みしたり、損をしない様にしたりと様々な場面で活用できるようになります

今回は「マンガでわかる行動経済学」から少しだけ紹介していきます

解り易く解説されていますので「これは使える!」と思った方は是非手に取ってみてください

リンクは一番下に貼っておきます

それでは学んでいきましょう!

損失回避の傾向

皆さんの普段の行動を振り返ってみましょう

ランチや仕事帰りの居酒屋へ立ち寄る際に、なぜかいつも同じ店へ行ってないでしょうか?

それはいつもと違う店に行って、料理が出てくるのが遅かったら仕事に戻れないとか、美味しくない店だったら嫌だからなどの、失敗したくないと言う感情から、「冒険する気にならないからいつもの店でいいか」となる訳です

人は「得をしたい」と言う気持ちよりも、「損をしたくない」と言う気持ちの方が大きい為、こうした行動をとる訳で、同じ店で同じメニューを何度も注文する事が多々あると思います

不況になると定番商品が売れる

不況になると定番商品が良く売れると言うのも、損失回避の傾向で、消費者心理として「失敗したくない」と言う感情が強くなるからです

また、給料が1万円上がった時と、給料が1万円下がった時の感情は、同じ1万円でも下がった時の方が数倍も落ち込む事になります

この様に人間は、失敗や損をする事を恐れている事が解ります

不思議な経済心理

人間は理論ではなかなか説明できない不思議な経済行動をとる事があります

「イチキュッパ」は本当に安いのか?

スーパーや量販店でよく見る「1980円」や「19800円」は「端数価格」と呼ばれるもので、消費者の購買意欲を高める心理効果があると言われています

「1980円」の場合、2000円より20円(1%)しか割り引かれていないのに、1000円台であると思って安く感じ、しかも定価表示ではないので、何かしらの値引きが存在しているのではないかと、希望的観測を持ってしまいがちです

また、値札を赤くすると、「赤字」をイメージして安いと希望的観測をもち、「買ったら得をする」と無意識に信じ込んでしまうのです

スーパーやコンビニへ行って買い物をする際に、自分の意志で買い物をしている人は僅かしかいません

無駄な出費を抑える為にも、こうした 経済学や心理学を活用した販売戦略によって買わされている事に気付く必要があります

「竹」の原理

人は「竹」が好きです

とは言え、「竹なんて興味ないよ」と思うかもしれませんね

ここで言う「竹」は、「松・竹・梅」の「竹」の事で、お寿司屋さんやウナギ屋さんなどのメニューにありますよね

「今日はお祝いだから高い物にしよう!」とか、「月末で小遣いが寂しいから安いものにしよう」等の理由がある場合もありますが、人はそれを超える選択傾向があります

3つの選択肢では、真ん中を選ぶという傾向です

この行動も「損をしたくない」と言う感情から来ています

安い方を選んで「やっぱりケチらなきゃ良かった」または高い方を選んで「価格に見合わないものだったら嫌だ」、結局「では無難に真ん中を選ぼう」となるのです

1000円の商品を売れ!

1000円の商品を売りたければ、「竹」原理を利用して、商品棚に1000円の商品の両脇に、500円の商品と5000円の商品を一緒に陳列しておけば良いのです

結果として1000円の商品が一番売れる事になります

節約の天敵

携帯電話会社やプロバイダーは顧客の囲い込みが盛んにおこなわれ、格安プランなど新プランを出してきています

既存のプランとの差がどんどん開いてきてしまうので、合理的に考えれば、新プランや別の会社へ移行するべきですが、ところが多くの人達は積極的に新たなプランや会社に移行しようとしません

人には「現状維持バイアス」が働いているからです

「現状維持バイアス」とは、「環境を変えると得をする」と解っていても、変化する事に不安や違和感を持ち、「やらない理由探し」をして自分を納得させ、現状維持を選んでしまう事です

この「現状維持バイアス」が節約の天敵となります

「安いものに変える」「いらないものは解約する」節約しなくてはいけないと、なんとなく思っていても、現状維持バイアスが強い人は中々変更する事が出来ないのです

現状維持バイアスがある事を知り、変える勇気を持つ事が大切なのです

これは、「投資を始める」「副業を始める」と言った、新たな挑戦を始める時も同様で、行動無くして何も変わらないという事です

まとめ

今回は行動経済学について情報共有してみましたが、如何だったでしょうか?

「なるほど!」「わかるわかる!」と思って頂けましたか?

それとも、「勉強になった!」と感じて頂けたでしょうか?

ビジネスにおいても、この行動経済学は多く取り入れられており、消費者は知らず知らずのうちに購買行動を起こしたりしているのです

では今日のおさらいです

行動経済学とは

行動経済学とは、経済活動にかかわる人間の不思議な行動を考える経済学です

人は無意識に不利益な行動をとっています

それを知るだけでも、ビジネスにプライベートに活かす事が出来る経済学です

損失回避の傾向

人は「得をしたい」と言う気持ちよりも、「損をしたくない」と言う気持ちの方が大きい為、失敗しない為にと言う感情から、同じ店で同じメニューを何度も注文する事が多々あるのです

不況になると定番商品が良く売れると言うのも、損失回避の傾向で、消費者心理として「失敗したくない」と言う感情が強くなるからです

不思議な経済心理

人間は理論ではなかなか説明できない不思議な経済行動をとる事があります

スーパーやコンビニへ行って買い物をする際に、自分の意志で買い物をしている人は僅かしかいません

無駄な出費を抑える為にも、こうした経済学や心理学を活用した販売戦略によって買わされている事に気付く必要があります

「竹」の原理

人は3つの選択肢では、真ん中を選ぶという傾向です

この行動も「損をしたくない」と言う感情から来ています

安い方を選んで「やっぱりケチらなきゃ良かった」または高い方を選んで「価格に見合わないものだったら嫌だ」、結局「では無難に真ん中を選ぼう」となるのです

1000円の商品を売りたければ、「竹」原理を利用して、商品棚に1000円の商品の両脇に、500円の商品と5000円の商品を一緒に陳列しておけば良いのです

結果として1000円の商品が一番売れる事になります

節約の天敵

人には「現状維持バイアス」が働いています

現状維持バイアスとは、「環境を変えると得をする」と解っていても、変化する事に不安や違和感を持ち、「やらない理由探し」をして自分を納得させ、現状維持を選んでしまう事です

この「現状維持バイアス」が節約の天敵となります

現状維持バイアスを知り、変える勇気を持つ事が大切です

最後に

行動経済学は奥が深いですけれど、とても参考になる内容だと思います

今回共有した以外にも、「長蛇の列でも並ぶ人がいるのは何故?」とか「BGMがゆっくりだと売り上げが増える!?」など、面白い内容がまだまだ掲載されています

やはり我々の生活に密着した経済学である事も、私が興味を持った理由かもしれません

という事で、今回は行動経済学についての情報共有でした

それではまた!


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