[株式投資]積立投資シュミレーション「複利の力」小額設定で検証します

このブログでは学んだ事や過去の実績を基に有益な情報を無償で共有し学びの場として 公開しています

~時のブログ~

投資を始める場合、何度も言っておりますが、「小額から始める事」これに尽きます

私は楽天ポイントでの投資から始めました(笑)

ですので、今回は小額での積み立てをシュミレーションして、これから投資を始める方に実感して頂こうと思います

それでは学んでいきましょう!

積立投資

積立投資とは?

積立投資とは定額積立預金の様に、毎月決まった日に定額の金額で株を購入して運用する事です

ほとんどの証券会社では「投資信託」であれば自動積立の設定が出来る様になっていますので、毎月自分で株式購入する必要はありません

しかし「投資信託」は「上場投資信託(ETF)」よりも管理費用が高く、リアルタイムの取引が出来ないと言うデメリットがあります

例えば、急に現金が必要になり、投資信託を利益確定して現金化しようとしても、即日ではなく数日後になってしまうという事です

また、管理費用については、投資信託の商品によっては2%程度の管理費用のものもある為、年利5%で運用していても実質の利益は3%にしかならないと言う事もあるのです

ですので、私は上場投資信託(ETF)をお勧めしています

ドルコスト平均法

「また訳の分からない言葉だなぁ~」と思うかもしれませんが、投資をするうえでよく耳にする事になる用語ですので覚えておきましょう!

ドルコスト平均法とは、毎月決まった日に同じ金額で株の購入をした場合、その月によって株価が下がっていたり、上がっている事がある訳です

株価が上がれば株の購入数は減り、株価が下がれば株の購入数は増えます

しかし、積立投資期間が長期になるほど、平均金額で購入していた事になると言うのが、ドルコスト平均法です

ドルコスト平均法よりも運用利回りを上げたいのであれば、購入日前後の株価が下げている局面で購入し続ければ、運用利回りは上がるのですが、中級者から上級者の手法ですので、株式投資をよく理解してからチャレンジしてみましょう!

複利の力

アインシュタインが「複利は人類最大の発明だ!」言った事は有名な話ですが、複利を理解せずに生きる事とは損をするという事に等しいのです

生活に密着した要素

例えば銀行からお金を借りる時は、複利の力を知らなければ、金利がたったのこれぽっちだからと数%の数字に騙されてしまい、元本以上に大金を返済する事になります

銀行へ貯金する時は、逆に0.001%や0.002%の金利で預けている事が当たり前と勘違いし、資産を無駄に遊ばせる事になります

今のマイナス金利の時代に貯金する人は「無知」と言われる所以です

さてそれでは早速シュミレーションしていきましょう!

先ずは資本1万円でスタートし、毎月5,000円を積立投資した場合どうなるか?やってみましょう

運用利率な年利8%で設定します

この8%がどこから来た数字なのかと言うと、今までブログ記事を読んできた方はピンと来たと思いますが、過去の米国株式市場の成長率平均が、12%~8%であるからです

ですので今回は、低く見積もった数値でやってみます

投資期間は10年でどうなるのかを見てみましょう

元本1万円で5,000円を10年の120回積み立てると、積み立てた総額は61万円になります

これに複利で積み上げた金利が加わると、318,372円の利息(含み益)が発生します

そこで全額利益確定し解約した場合、利益に対して日本では20.315%の税金がかかりますので、税引き後には253,695円となりますので、最終的な金額は863,695円と610,000円に対して41.589%のプラスになります

ではもっと詳しく説明していきます

1年目は元本の10,000円と12回目の5,000円で、合計70,000円に対して8%の3,396円が付きます

2年目は元本の10,000円と24回目の5,000円で130,000円になりますが、1年目の利息にも更に8%の利率が適用されていくので、自分が積み立てた金額以上に増えて行くようになるのが複利の力です

自分が積み立てた金額にプラスして利息に対しても運用利率が適用されていく事になりますので、グラフにすると貯蓄だけなら真っ直ぐな線を描きますが、複利の場合は曲線で右肩上がりとなるのです

もう少し金額を上げてシュミレーション

元本が10万円で毎月積み立てる金額は1万円だとします

運用利回りは先ほどと同じく8%で積立期間も10年です

どうなるかと言いますと、元本が10万円で積立が1万円を120回ですので合計は130万円ですね

利息は?と言うと、なんと!729,524円になりますので、合計が2,029,524円となります

貯めた金額は130万円なのに、貯まったお金は200万円越えです!

以前の記事にも書きましたが、「1億円貯めるのに1億円稼ぐ必要はない」と言う意味がより理解できたのではないでしょうか?

もちろんすべて解約すれば税金がかかってきますので、729,524円に対して148,203円課税されますから、税引き後は1,881,321円となりますね

では積立期間を長くした場合はどうでしょう?

元本が10万円で積立金額は1万円、利回り8%まで同じですが、運用期間を20年にしてみたらどうなるでしょうか?

元本10万円と積み立てた1万円を240回ですので、実際に投資した金額の合計は250万円となります

気になる利息ですが、複利の力をご覧ください!なんと、利息だけで3,695,212円です!

投資した合計250万円と利息の3,695,212円を足すと、6,195,212円と147.808%ですよ!100%以上ですので倍以上と言う事になります・・・と言うか約1.5倍になりました!

如何でしょうか?複利の力を存分に実感できたのではないでしょうか!?

まとめ

積立投資とは?

毎月の定額貯金をする感覚で始めてみましょう!

でも初めは小額からですよ!

投資は生活費などの消費するお金をきちんと除いて、残った余力資金でやるようにしましょう!借金してまでやるものではありませんし、ギャンブルとは違います!

投資は自己責任・自己判断でお願いします

投資の勉強をして最低限の知識を得てから始めるか、既に始めている人に聞いてアドバイスを貰う事も良い結果を導きます

専門の投資家と個人投資家は戦略が異なりますので、インフルエンサーや報道に左右されてはいけません

積立投資の様な長期投資は、日々の株価に一喜一憂する必要はありませんので、株価の変動が気になるかもしれませんが、短期投資をしていなければ毎日株価を気にする必要はありません

複利の力とは?

今回は3種類のシュミレーションで説明しましたが、自分事として実感して頂けると解り易いと思います

複利の恩恵を受ける為の要素

・少しでも早く始める事

複利効果は長くやればやるほど、その効果が倍増します

ですので子供達に複利の知識を与える事は、その子供達が有利になるという事に繋がります

5年より10年、10年より20年と長いほど複利の恩恵を受ける事が出来ます

・継続する事

日々の株価変動に一喜一憂して、一時的な下落で損をした気持ちになり辞めてしまう事が最大の失敗です

下落している時こそ安く多くの株数を購入できるのですから、下落相場はチャンスだという事を知っておきましょう

米国経済は未だに成長し続けています

米国株式指数連動のETFであるVOOや、先進国全体の指数連動しているETFのVTIを保有していれば、世の中の経済成長と共にお金が増えていく事になります

日本に住んでいて日本の株を買わないのか?と聞かれる事もありますが、GDPやPMI、所得平均などが30年以上もずっと上がらない沈みかけた船に投資しますか?という事です

投資をするなら成長している元気な会社や国、セクターに投資するのは当たり前ですよね!

最後に

要するにお金持ちがお金を稼ぎやすくなる原理も理解できると思います

これが資本主義社会です

現在の日本政府は格差を無くすと言って政策を考えておりますが、格差のない社会で頑張る人が生まれると思いますか?格差は必要なのです!頑張る人が恩恵を受ける世の中を守るべきだと思います

頑張った人と頑張らなかった人が同じ恩恵を受けるのは逆に不平等だからです

私は50歳を過ぎてから株式投資を始めましたので、凄く損をした気持ちになる事があります

この記事を読んだ皆さんは、もうこの気持ちを理解できると思います

「もっと早くにメンターが現れていたら」とか「この本に早く出会えていたら」今頃はもっと大金持ちになっていた事でしょう

「たられば」の話ですので仕方が無い事です

少しでも早く行動しましょう!

何故なら、皆さんはこの記事に出会ったのですから!

ちなみに、「Why!Japanese People!」で有名な厚切りジョンソンさんは、既にFIREした民ですが、彼の子育て方法は共感します

彼は子供たちにお小遣いを与えていませんが、子供たちがお年玉などで貰ったお金を架空の投資口座に全て預けさせて、毎年その残高の10%を与えるようにしています

どういう事か判りますか?

パパに預けた金額(貯金額)は増えていきますよね

その10%を貰えるのですから毎年増えて行くのです

こうして複利の勉強を実体験をもとに教えているそうです

興味のある方は、下記の本を読んでみてください

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今回の計算や他にも沢山の計算を簡単にできるサイトがあります

私も良く使わせて頂いております

「ke!san」と言うサイトです

興味のある方は覗いて観てください

https://keisan.casio.jp/

※このサイトから1円も貰っていませんからね!

それでは、また!

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