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~時のブログ~
何かを報告する時に、自分の感覚的言葉で報告をしがちな人が多いのですが、それだと実際の事が伝わりずらくなってしまいますので、今回は「事象で会話しなよう!」と言う事で進めていきます
報告をする時に失敗しない為の基本が学べます
目次
・おさらい
まずは今までのおさらいです
成功者はお金よりも時間を大切にする事
ビジネスにおいて時間泥棒は犯罪であると言う事
この二つを今まで何度も解説してきましたので割愛します
これを踏まえて、今回の「事象会話しよう!」と言う事が必要不可欠になるのです
それを今から説明します
・事象とは?
「事象」と言うのは、目の前にある状況や状態の事です
憶測ではなくありのまま、見たままの事を言います
上司へ報告する際に、「事象」を変えて自分に少しでも都合の良い様に、仮定や憶測を加えて伝えていませんか?
・失敗例
例えば判りやすい例として、朝起きたら調子が悪く熱を測ったら38度あったとします
そこで上司へ連絡を入れます
「風邪気味なので休みます」と言ったとします
この報告を聞いた上司は・・・
- 熱はあるのか?
- 咳が出ているのか?
- 腹も壊したのか?
- 何日ぐらい休まなくてはいけないのか?
と、こうなる訳ですね
風邪かどうかを決めるのは医者ですので真実が不透明な憶測での報告になります
そして上司は「体調はどうなんだ?」と返事を返さなくてはいけなくなります
これが初めから
「今朝起きたら38度の熱があって体がだるいので病院へ行って来ます。 本日は会社を休みます」
と言う連絡であれば、上司は「了解した」だけで済みます
事象でとらえずに、憶測で報告している事によって上司の時間を奪い、更に上司が色々考えなくてはいけなくなりましたよね
時間を奪って更に手間をかけさせる行為です
これを上司や客先に対して、気付かず当たり前にやっている人が多いのです
事象でとらえていない人は、時間泥棒です
・改善策
改善する方法は一つです
相手の立場に立って考える事です
相手がこの報告や連絡をうけて、どう受け止めどう考え、どういう気持ちになるのか?この様に考えなくてはいけません
ビジネスにおいては物凄く当たり前の事ですよね
お客さんがこんな事をしたら喜ぶだろうとか
あんな事したら助かるだろうとか
常に考えてビジネスに向き合って行く事は大前提にある基本です
ここが出来ていないと言う事は?
ビジネスそのものが判っていないと言う事です
これは凄く大切な事なので絶対に気を付けて下さい
別な例をあげますと
書類を上司のトレイに置いておくとします
あとでその上司から
「これはどう処理するんだ?チェックすれば良いのか、先方に送れば良いのか、どうなんだ?」
と言われるようでは駄目ですよね
初めから書類にメモを添えて「この書類はこうして下さい」と付け加えておけば無駄なやり取り、無駄な時間を掛けずに済む事です
これだって時間泥棒ですよね
・まとめ
パソコンが壊れたとします
報告する時に、漠然と「私のパソコンが壊れました」
と言うのもダメですよね
「私のパソコンがこのような事象で動かなくなりました」
と言うのが正解です
事象でとらえれば、次の対処方法へ直結するのです
「パソコンが急に動きが重くなって止まってしまった」
と言うのであれば、メモリーが壊れたのか?
ハードディスクが一杯になってしまったのか?等と選択肢が 絞れるわけですから修繕方法や対応が早くなります
こうした一つひとつのやり取りや考え方で業務が円滑になったり、無駄を省けたり、客先の満足度が上がったりする訳です
結論を言いますと、事象でとらえられない人は相手の身になって考えられない人と言われる訳です
これではビジネスだけではなくプライベートでも敬遠されますよね
事象でとらえる事は業務改善にも活かせますしビジネス全般でも必要とされる大切な基本なのです
と言う事で終わりたいと思います
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