人材育成については、誰しも多くの悩みを抱え、奮闘していると思います
今回は共通する基本の部分を理解していきましょう
目次
人材育成
次の3つに分けて説明していきます
- 目線を落とす
- 重要性を持たせる
- 捕捉
それでは始めていきましょう!
・目線を落とす
話をする相手の立場を無視し、意識の高い状態で接していませんか?
これは良くある失敗のパターンです
教育する相手の立場を理解し、その当時の自分を振り返ってみて下さい
今現在の自分よりも意識が低く、状況すら良く判っていなかったですよね
そんな段階で、高い意識の言葉を聞いても、吸収できるはずがありません
当時の自分でも理解できる言葉で、導いてあげましょう
確かに今現在持っている、あなたの情熱は素晴らしいものです
それは言葉ではなく、行動して見せる事によって伝わります
目線を下げて、当時の自分を思い出し、言葉に変えていきましょう
・重要性を持たせる
例えば、工事士の資格を取る様に促す時に、ただ「工事士の資格を取りなさい」
と言うのと、「工事士の資格を取りなさい。そうすれば会社の評価が上がって、給料もあげて貰えるし、現場でも有資格者として扱ってもらえる様になれるよ!今後、この業界で生きて行くのには最低限必要になるからね」とでは伝わり方が全く違いますよね
この様に、これをやる事が重要だと言う事を、添えた形で誘導すれば言われた相手は、自分に徳があるから頑張ろう、と言う気持ちになる訳です
何故それをやらなくてはいけないのか、そこにどんな意味があるのかを伝える事で、伝えたい内容に重要性を持たせる事が出来ます
人は自分が得するとか、重要だと思わなければ行動に移しません
ちなみに、切羽詰まった状況や必要に迫られて初めて行動する生き物です
頭の片隅にでも覚えておけば役に立ちます
・捕捉
教育するにあたり、慕われる存在や好かれる存在であれば、事は簡単です
憧れている人の言う事は良く聞くからです
皆さんが慕われる存在や好かれる存在にならなくてはいけないと言う事です
失敗しない様に、気を付けなければならない事を説明します
まずは基本的に聞き手に回る事です
初めにも言いましたが、レベルの高い話を一方的に話しても通じません
後輩は良く意味も分からないまま、社交辞令でうなずくだけです
そうではなくて、後輩の思っている事を聞く側に徹しましょう
どんなことで悩んでいるのか?
どんなことが嬉しかったのか?
どんなことに挑戦したいのか?
どんどん引き出して、当事者意識をもって答えてあげましょう
次に、褒める事です
小さなことでも構いませんので、褒めてあげる事が大切です
褒められた人は、認められたとか評価されたと思うので、モチベーションが上がります
もちろん後日の仕事も、やる気を出して頑張るでしょう
そしてまた褒められようとし、この循環が良いのです
人として間違っている事や、他人に迷惑をかける事、事故につながる事に関してはきちんと指導しなくてはいけませんが、失敗や多少のミスをその都度叱っていればお互いにモチベ―ションが下がりますよね
鼻で笑ってスルーする程度で十分です
また自分自身も、怒りや叱る為にエネルギーを使うのは、無駄な事だと理解しましょう
そんな事にエネルギーを使うのであれば、もっと違う事に使うべきだからです
・まとめ
人材育成で失敗しない為に、目線を落とす事と重要性を持たせる事
補足として、慕われる存在や好かれる存在になる為に、聞き手に回る事と、褒める事
今すぐにでも使えるテクニックですので、さっそく実行してみてください!
それではまた!
お疲れ様です。
いつも楽しみに読ませていただいてます。
人材育成 世間では「今の若いものは」とか「ゆとり世代」とか言われてますが、育成する側に問題があると最近は思うようになってきています。
が、現実 主体的に物事を考えて行動できないのも事実としてあります。 やはりそこを上手く調整するにはテクニックがいるのですよね? 頭ではわかってはいるんですが…
これからも、勉強させていただきたいので、楽しみにしています。
今回も ありがとうございました。
なべW.koujiさん、いつも有難う御座います。
閉鎖したtubeのチャンネル分だけでも、早く上げようと必死になっています(笑)
人材育成のポイントは様々ありますが、若年層に対して根本的な部分である
この国の魅力を取り戻さなくてはと考えています。
その為には、生き生きとした人生の先輩としての姿を見せる事。
そして輝かしい未来の存在を教えてあげる事だと思っています。
この輝かしい未来は我々世代が構築しなくてはいけません。
また今後のニューノーマルに対しても、生き甲斐の見つけ方を提示できる様になりたいものです。