建設業で生き残る為に、注目すべき点について考えてみました
建設業で生き残る為には、どうすれば良い方向に進むのでしょうか?
- 効率化による影響
- 業務拡張
- 誠実であれ
- 捕捉
この順番で始めていきましょう!
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目次
・効率化による影響
昔と今を比較してみると、当時は沢山あった仕事が今は減っている事もあります
例えば配管工事に関して、昔は保温を巻いてそれを塗装で仕上げる事が普通でした
現在では、配管そのものが仕上げ不要だったり、初めから配管に保温材が巻いてあったり・・・
仕上げも綿布からラッキングに替わり、塗装工程が無くなりました
一般家庭のダクトや給水給湯管もそうですよね
初めから保温材が付いています
この様に工程を短縮する為に、材料・資材が進化を遂げ、施工が縮小される事によって利益につなげていく傍らで仕事量が減る業種も生まれてくる訳です
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私も過去に体験しました
躯体打ち込みの電気配管が、鉄管から可とう管にかわり施工時間は短縮されるのですが、全体の仕事の単価が下がる訳です
今では当たり前ですが当時は考えさせられました
現場で電気工事以外に出来る事は無いのか?
少しでも仕事量を増やして、 売り上げに繋げていけないのか?と考えさせられました
そこで当時の私は、点検口なら自分で取り付け出来るなとか他業種に頼んでいた仕事も、 自分達でやる事にしました
資材は何処からでも仕入れる事が出来ますしね
こうした積み重ねと経験は、模様替えなどの単独で入った現場で他業者を手配する必要が無くなり、下請け経費をカットできます
また、自分の都合だけで工程が組めますもんね!
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・業務拡張
アイデアを常に考えて、対応して行く事は必要です
そしてこの私の体験には、とても大切なポイントがあるのです
現場での雑務や小運搬、清掃など、何でもこなす多能工に着目します
新築現場では特に重宝される、多能工の皆さんをご存じですよね
資格関係は追って取得すれば、業務拡張には最適ではないでしょうか
増員したい時は、アルバイトも採用できますし
普段は本業の手伝いをしながら、 点検口取り付けや塗装補修や左官仕上げなどの、多方面での技術を経験してもらい技術力を高めていけば、様々な作業で活躍できる人材となります
当然、下請け経費を払って作業してもらう事も無くなります
この多能工戦略は如何でしょうか?
なかなか理に適っていると思いますけど今後、仕事量が減るような事があれば採用できるのではないでしょうか
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・誠実であれ
そして次に、生き残るためのポイントとして東日本大震災の復興事業では、土木事業が繁忙期を迎えダンプや建設機械が足りない状況になりました
単価が吊り上がり、足元を見る業者が増えました
またコロナ禍では、マスクの転売やアルコールティッシュを数倍の値段で売る業者など、 沢山出てきましたよね
しかし、良く考えてみて下さい
こうした騒動が終息を迎えた時の事を
足元を見ていた業者や店舗を、周りがどういった目で見るか良く考えてみましょう
私が元請なら、足元を見て値上げしてきた業者は精査します
また、ぼったくり金額で販売した店舗は、二度と買い物をしません
これは考えればすぐに解る事で、当たり前の事です
今回限りで店をたたむのなら判らないでも無いですけど、これからも続けて行くのなら 絶対にやってはいけない事ですよね
生き残る為には、お客様に対して誠実でなくてはいけないのです
建設会社であれば、元請さんに対しても同じ事が言えます
ビジネスは信頼関係ですので、誠実さや真面目さは譲れません
信用を築く事は大変な事ですが、信用を無くすのは一瞬です
目先の利益だけを追いかける事が、如何に愚かな事か判ります
長く会社を運営したければ、肝に銘じておきましょう
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・捕捉
自社の立ち位置とや自分の会社のキャラクターを知る事は大切です
人の場合でも、同じことを言ったのに、許される人と叱られる人が居ますよね
これは自分のキャラが判っていない人に多い事象です
自分のキャラが判っていないと、怒られてしまったり失敗を繰り返します
会社も同じでして、自社のキャラが判っていないといけないのです
どんな立場の会社なのか、周りからどう評価されて居るのか
これが把握できない事には、 戦略などの方向性すら決める事が出来ません
当然のごとく、自分が何処に立っているのか判らなければ目標があっても、 どの方向に進めば良いのか決めれませんよね
人であれ会社であれ、大切な事なのです
明確にブランディング出来ていれば、誰しも判りやすいですね!
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・まとめ
- 効率化による影響
- 業務拡張
- 誠実であれ
- 捕捉
この順番で説明してきましたが如何だったでしょうか?
時代の移り変わりによって、仕事そのものが増減する事
進化は万人の為にはなりません
時代について行く為には、業務拡張などの新事業をも考慮し対応して行く事が必要不可欠になってきます
ビジネスにおいて誠実である事が、一番の信頼を得る事が出来ます
目先の利益を追いかけるのは、愚かな証拠です
最後に捕捉として、自社の事をもっと知りましょう!
自社の強みは何なのか?逆に弱みは何なのか?
それを知って受け入れる事で戦略が生まれます!
と言う事で終わりにします
それではまた!