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[株式情報]2023.2.22 今後の市場予想「米国株式編」恐怖指数VIXチャート
おさらいですが、金利が上がると企業は融資を受ける際に負担が大きくなることから、利益率は勿論の事、雇用や景気に影響してきます
ですので、利上げを継続すると景気が悪くなり、株式市場も下落してくる事になります
そして今こそ、米国経済ではインフレが高止まりし、それを抑え込む為に金利を上げて景気を悪化へと向かわせているのです
景気が悪化する事によって購買力が低下しますので、企業は値下げへと舵を切ります
こうしてインフレを抑え込むのです
しかしこの方法にはデメリットも当然あります
景気悪化を招く訳ですので、リセッション(景気後退)の懸念は払拭できません
もちろんリセッションを招かない為に、FRBのパウエル議長は手腕を振るっている訳ですので、軟着陸も可能性としてはゼロではありません
未来は誰にも解りません
だからこそ過去のデータと付き合わせて予想していきます
未来のデータは無いのですから当然ですよね
目次
テクニカル分析

テクニカル分析とは、過去のチャートパターンを数値化し確率を導き出す分析方法と言えます
未来の事は確率で判断するしかありません
勿論、決算書を見て分析したり、企業の将来性や業種を見て市場予想をする方も沢山います
私はテクニカル分析派だと言うだけの話です
人それぞれ得意不得意がありますからね
相性もありますので、自分に合ったスタイルで良いと思います
今後の予想

相場の動き
前置きが長くなってしまいましたが、本題へ移りたいと思います
2022年は下落の年であった為、今年に入ってからの反発に期待している人も多くいます
確かに新たなトレンドを築いていますが、個人的には一時的な反発と見ているのです
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁、サマーズ元米財務長官、米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁など金利上昇を後押しするタカ派の発言が出てきました。
どう考えても、このインフレが早々に治るとは思えないですので、長期的な利上げ継続は必要不可欠であり、景気がそこまで持ち堪えられないのではないか?と言う予想です
注意点
短期で大きく儲けようとする人がいますが、投資はギャンブルではありませんので長期で稼ぐものなのです
短期で稼ぎたければ、それなりのリスクを背負う事になります
為替相場でのFX投資ですとか、ギャンブル要素の高いものもあります

短期で500万円儲ける可能性があると言う事は、短期で500万円損失を出す可能性があると言うことですので耐えれる人のみ手を出すべきです
こうしたリスクを取れるか取れないかは人それぞれですので自分で判断してください
長期戦略
今年の夏枯れ(米国の長期夏休みによる相場の落ち込み時期)に合わせた下落が始まり、年末には恒例で上昇トレンドになりやすいので、そのタイミングで上昇トレンドへ向かうのではないか?と言う予想ですが、当然の事ですが、突発的なイベントが起これば前後にずれ込む事もあるでしょう
長期戦略としては、大きな下落が起こると思いますし、それがこのタイミングなのかどうかは、確率的に高いと言う事になりますね
今までも大きな下落相場は何度も起こり、その度に回復をしてきたのですからね
S&P500
米国市場指数であるS&P500でさえ、過去にはバブルの崩壊で50%の下落を記録しています
その時に投資を継続できるか?、もしくは退場してしまうのか?ここが大きな分かれ目となります
「やはり株式投資なんてやらなきゃ良かった」と退場してしまえば、大きな損失を出して終わってしまいますが、退場せずに投資を継続していれば安く買い続ける事になりますので、次の上昇トレンドに乗って大きな利益を生み出す事が出来るのです
目先の損益だけを見ていては何をやっても上手く行きません
ビジネスも投資も長期目線を持つ事が大切なのです

まとめ
という事で、夏枯れ時期に下落するかどうかは誰にも解りませんが、確率的にリセッションを含んだ下落相場が来てもおかしくないという事です
そのチャンスを掴むのも見逃すのも、常にアンテナを張り続けるかどうかの違いだけです
世界情勢に目を向け、メディアの操作に騙されず、信念を持って行動する事が大切です
くれぐれもメディアの情報操作に踊らされてはいけませんよ!
