[株式情報]シリコンバレー銀行破綻!どうなる米国市場「リーマンショックの再来か!?」

このブログでは学んだ事や過去の実績を基に有益な情報を無償で共有し学びの場として 発信しています

皆さんの「成功のきっかけ」となれば幸いです

[株式情報]2023.2.22 今後の市場予想「米国株式編」恐怖指数VIXチャート

米カルフォルニア州の銀行規制当局がシリコンバレー銀行を閉鎖しました

シリコンバレー銀行は総資産約2090億ドルと全米16位の規模の銀行です

日本で言うところの「りそな銀行」が破綻した感じです

主にスタートアップ企業やテック企業に対して支援を行っており、今回の破綻で多くの新規企業が口座を凍結されてしまうと言う事象が起こる事になりそうです

ちなみに米国では預金の25000ドルまでは政府が保証していますが、個人ならまだしも、法人となればそのほとんどは25000ドルが戻って来ても何の足しにもならないでしょう

そして95%以上が上限以上という事ですので大変な状況になっています

この事を受けて預金保証の上限撤廃と言う話も出てきているところです

そして今回の破綻の原因は、集めた預金を債券投資に回していましたが、現在の利上げの影響を受け大きな負債を抱えたものとされています

まさにFRBによる利上げの副作用と言えるでしょう

それでは今回の破綻を受けて米国市場にどんな影響が出るのかを考えていきましょう!

FRBの対応と市場

今までもお伝えしてきた通り、本来はインフレを押さえ込む為にFRBは利上げを継続してきた事はご理解頂けていると思います

それは株式市場や経済の上昇傾向や雇用統計の高止まりによって、強気の利上げが可能だった訳ですが、今回の銀行破綻によってスタートアップ企業が次々と倒産する可能性が出てきました

これはとても大切な事なので良く聞いてください

利上げが出来なくなる可能性が出て来たのですから、そうなると再びインフレ率が上昇する事を意味します

インフレ率(消費者物価指数)が上昇すれば消費者は購入を制限しますし、大きく米国の経済が後退するかもしれません

まさに今回の銀行破綻をきっかけにリセッション(景気後退)入りする可能性が出てきました

今直ぐと言う訳ではないでしょうけれど、確実にヤバい方向へ向かっています

リセッション

リセッション入りすれば当然日本市場にも影響が出ます

リーマンショック以来の2番目に大きな破綻となりますので、リーマンショック時には日本市場も大きく下げましたし、全世界がその影響を受けることになりました

今回の破綻がきっかけとなる不況が来れば、確実に日本への影響があるという事です

不況に伴い米国株式市場は4番底へ向かうかもしれませんし、利上げが中断されるとすれば市場が早々に底を打ち上昇する可能性もあるのです

我々投資家は市場の波に身をゆだねて、その状況での判断をしていくしかありません

傾向と対策

4番底が来ると予想している私としては、持ち株の含み益はこれから減っていくと思っていますし、通常200万程ある含み益は現在120万円程度まで下げてきました

これは想定の範囲内であって、含み益が60万円程度にまで下がる事も予測しています

とは言え、ただ指をくわえて下がりゆくのを見ているだけではありません

抵抗する

対策としては、プロシェアーズ・ウルトラプロ・ショートQQQ:ティッカーシンボルSQQQ(ハイテク株ETFのQQQが下がると逆相関で上がるETF)を購入しておりますし、まさに今トルコの地震災害が大変な事になっていますので、復興事業を見越してiシェアーズMSCIトルコETF:ティッカーシンボルTURも購入しております

また日本市場の日経平均に対しても小額ですが空売りを仕掛けています

※空売り:借りた株を売りで入って、株価が下げたら安く買って返却する事によって利益を上げる方法

と、この様に世界情勢や株式市場の先行きを加味した対策を取る事も出来るのです

まとめ

今回のシリコンバレー銀行の破綻をきっかけとして、米国株式市場が大暴落すれば、其処を買い時として大きな利益を上げるチャンス到来となります

こうした数年に一度のビッグチャンスを逃さぬように、常に世界情勢に目を向けている必要があります

私はリーマンショックの時に積立投資信託を銀行との付き合いでやっていたのですが、積立金額に対して評価額が半分になった時点でもひたすら積み立てていました

結局その行為は安い時に買い続ける行為でもあり、リーマンショックから復活し上昇した頃には大きな利益が積みあがっていた訳です

毎月1万円でしたので350か月で350万円ですが、評価額は500万円となり、その時に利確しました

大暴落がチャンスとなる

株価が上昇している時は強気になって買う事が出来る事でしょう

株価が下落している時は弱気になってこんな銘柄はヤバいと思うでしょう

しかし本当は下落していても良い銘柄であれば買い挑む勇気が無くてはいけないのです

「今は安く売っているんだな」と言う感覚で買い挑む事が出来なくては、株式市場で大きく儲ける事は不可能です

もちろん個別株銘柄において、良い企業だったけれども社長が変わってからは不祥事まみれだし、決算も良くないなんて事であれば消えゆく企業かも知れませんので、下げたからと言って買い挑むことは出来ませんよね

そこは思考停止していては駄目な事ぐらい理解できますよね

最後に

ポジティブシンキングとネガティブシンキングを比べてみれば、どちらが幸せになれるかは一目瞭然で、ポジティブでいなければいけない事は理解できると思います

今回の銀行破綻をどう見るかも同じ事なんです

チャンスと見るか?、暴落が来て「投資なんてしなきゃ良かった」と思うか?

冷静にマインドコントロールをしていきましょう!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA